ウチの大学に住み着いた、お母さん猫には、毎年仔猫が産まれます。
産まれた仔猫は、誰かに貰われたり、大きくなって自ら何処か別の場所に新天地を求めて旅立ったりして、毎年、いつの間にかほとんどいなくなります。
今年の仔猫には、掃除のおばちゃんたちという、強い味方が付いていました。
誰も悪さをできないようにと、おばちゃんたちが鍵を持っている資源ゴミの集積所に、仔猫の寝床用の段ボールが設置されて、カラスや意地悪なニンゲンから完全ガードされ、すくすく育っていきました。
そして、おばちゃんたちは、仔猫の行き先の手配までしていたようです。
ある日気が付くと、仔猫用の段ボールが資源ゴミ置き場からなくなっていました。
傍には、お母さん猫が、ぽつねんとたたずんでいました。
そうか、みんな無事、貰い手が見つかったんだ。
いや特に今年の仔は、模様がかわいかったから、人気があったんじゃないかなあ。
飼い主さんにいっぱい可愛がってもらってね。
おばちゃんたちも、仔猫のお守、おつかれさまでした。
まあ欲を言えば、いつもお母さん猫に餌を与えてるヒトが、費用をカンパでもしてお母さん猫を早く病院に連れていった方が、来年の仔猫を不幸にしなくて済むんですがね。
つーか出来ることなら全額自腹でもいいから私が連れていきたいですよ、「野良猫の手術で」という理由で平日仕事を休めればの話ですけど(休めねーだろーなー orz
悲しい野良の連鎖はいつまで続くのやら。