世の中、色んなサプリメントがありますよねえ。
一応、そっち系に多少の知識があるので、成分や効能書きなど、興味深く拝見することもしばしばです。
で、時々ですが、「イヤ、それってどうよ?」みたいなお話だったりしまして。
それって経口摂取で本当に意味あるの?てことなんですけど。
例えば、昆布のネバネバの親戚を、美容サプリメントと言われましてもねえ・・・多分、現代人類には消化・吸収できないんじゃないかと危惧いたしますです、その手の物質はおそらく食物繊維だと思うので。
つまり、通販番組でおっしゃるような、お肌の弾力云々とは別次元の気が。
ま、お腹の中はスッキリなるでしょうから、回り回ってお肌にいいとは思いますけど。
鰯の頭も信心から、信じるものは救われますか?
この手のネタは、私は前々からブツクサ吊るし挙げしておりますけど。
出入りの業者さんが最近、「イオンの力で匂いカット」な某石油ファンヒータをお買いになったそうなのですけど、商品の触れ込みとは裏腹に、全然匂い控えめというわけでないそうで。
電器屋さんによると、「使っている灯油の質によって匂いが全然違うことがあるから、試しに灯油を買うガソリンスタンドの系列を変えてみては?」とのことですけど。
てゆーか、一般のご家庭向けの商品に、「イオン」という単語が顔をのぞかせた段階で、私ゃその商品を却下いたします・・・
なぜって、その手の商品で謳っている「イオン」とは、まず化学で言うところの「イオン」ではないし、気象学で言うところの「イオン」ともおそらく別物でして、メーカー様が一体何を指して「イオン」という単語を使っておられるか到底理解できないからです。
いやむしろ、その「イオン」とやらに相当する「何か」が、本当に出ているかどうかさえも、怪しい商品もあるわけでしてね・・・それに、本当に効果があるかどうか、分からないものも多いわけでして・・・それでも、「イオン」を謳ったほうが、価格設定高めでも売れるんですよね・・・
ね、「イオン」な商品を買うのがアホらしくなってきたでしょ。
あ、もちろん、大手小売業の「イオングループ」とは無関係な話ですので、念のため。