ボス家の飼い猫が亡くなりました。
出勤したところで、ボスの私設秘書代わりのボス夫人が、真っ赤に泣き腫らした目で教えてくださいました。
この猫ちゃんは、ボス宅で生まれた子猫の最後の一匹でした。
その昔、ボス宅の庭に、お腹の大きな野良猫がやってきたそうで。
人のいいボスが、哀れに思って思わず犬小屋をあてがうと、当然のように野良猫は犬小屋で出産しまして・・・つーかボス、人がいいにも程があります(苦笑
その時の子猫のきょうだいを「コレも何かのご縁だから」と飼うことにしたのもボスでした。
元々いたきょうだいたちも、月日とともに一匹亡くなり、また一匹亡くなりで、最後に残ったコをこちらへの赴任とともに一緒に連れてきたそうで。
なかなかおりこうさんなコだったそうですが、年には勝てず、ここ暫くずっと容態が悪い状態が続いた末に、だそうで。
命あるもの、いつかは別れがやってくるのですけど、分かってはいても寂しいですね。