以前書いたか書いてないか記憶があやふやなネタですが。
えー、毎度馬鹿馬鹿しい一席を。
昔々、我が国がセンソーに負けて、センゴの混乱を抜けたか抜けないかの、ようやっとダイガクが再開しようかってー頃の話の聞きハナです。
当時のことですから、実験して研究しようにも、とにかく資金が足りないわけです。
試薬代にも事欠く有り様です。
で、当時の某先生はどうしたかというと、ご近所の町工場のおやっさんに掛け合って、工場で出るクズ試薬(金属関係)を安く譲ってもらおうかと思ったわけです。
某先生としては、100g単位で頂ければ御の字、ぐらいに考えてたわけですが。
そしたら昔ながらの職人気質で気っ風のいいおやっさんは、快く、了承くだすったわけです。
で、気っ風がいいだけではなくて、気前もいいおやっさんでしてね。
相手は町工場、クズと言っても半端ない量が出ます。
というわけで、ドラム缶単位で、ドーンと下さることになりましてね(苦笑
非常にありがたい話ではあるものの、ドラム缶なんて屋内の保管場所がありません。
しょうがないので、屋外の掘っ立て小屋みたいな倉庫に保管することになりましてね。
そしたら、季節は梅雨に向かい、掘っ立て小屋の屋根は雨漏り上等です。
そして、その試薬、よりによって禁水ブッシツなので、水がかかるとひじょーに危険でして(滝汗
というわけで、大慌てで屋根を修理したそうですわ(苦笑
まあそのなんですな、強い風が吹いたりしたら桶屋さんが大儲け、なーんて諺がございますが、こいつは差詰め、資金難にして屋根修理、てとこでございましょうか。
お後がよろしいんだかどうなんだか(笑