さて、お米の国を経由して、目的のお国へ着きました。
目的地である某国では、入管用の書類と検疫・税関用の書類が一緒になっていて、入管のヒトに渡せばおっけー、お米の国のように出国管理用の半券は渡されませんです。
指紋も採らないから、指先が荒れているヒトでも逆切れされる心配はありません。
現地の空港へは夜中にたどり着いたのですが、夜中ってのをさっ引いても、お米の国の大都会近郊の空港とはずいぶん勝手が違いました。
なんつーか、地方都市ってのもあるでしょうが、入国審査が超のどか。
係員さんたちが夜中なのに笑顔で迎えてくれましたよ。
しかも、お国柄を反映して、中には「フラ語できまつ」という係員さんが一人混じっていらっしゃる。
・「ご旅行の目的は」→観光でつ。
・「化学系の国際学会にご参加ですか?」→え、あ、はいそうでつ。
・「ご宿泊はどちらですか」→あ。。。どこだったっけなーヤバイマジど忘れした。。。orz
「もしかして、学会会場と同じホテルですか?」→はい、はい、です、です、そうでしたー。
・「ではよい旅を」→どうもありがとうございまつ。
もうね、私の担当が優しそうなお姉さんだったってのをさっ引いても、答えをちゃんとフォローしてくれるし、対応の物腰が、超丁寧っすよ。
てゆーか、なんで学会参加だっての分かったんだろうとか、なんで学会会場のホテルが何処か知ってたんだろうとか、謎だったんですが、現地在住ガイドさんの説明聞いて、そういうことかと思い当たりました。
今回の学会によって、その地方への我が国からの旅行者数が、それまでの最大数の三倍になったそうです。
そりゃあ、ヒノモト人がこんだけぞろぞろ入国審査に並んだら、ああ学会参加者ね、と気づきますわな、納得。