後期が始まってだいぶ経ちました。
本試験が終わり、再試験が終わり、新学期が始まって前期の成績が確定する頃、学生さんがぽつぽつやってきます。
再試験の自分の答案を確認して復習する学生さん、自己採点と成績が合わないからと問い合わせにくる学生さん(本人のケアレスミスで、事前予告に従った減点対象になってたから点数が合わなかった)、まあそのあたりは非常に勉強熱心で大変結構です。
しかしながら、たまーに、根本的に論点がずれた学生さんがやってきます。
「せんせー、自分、再試験落ちたんですけどー、再々試験ってありますかー?」
何の前触れもなくいきなりそっちかよ。
「予定はありません」
「じゃあ、やってもらいたいんですけどー」
orz
「それはあなた、私に頼むのは筋違いでしょ」
「えー、そーなんですかー、なんでですかー?」
「あのね。うちのダイガクでは、単位認定のための本試験と再試験が学則で決められてます。再々試験やったら学則に反します。あなたは自分の我侭のために私に決まりを破れといっているのですよ。」
「えー、でもー、試験難しかったんですよー」
「本試験も再試験も教えた範囲からしか出してませんし、本試験の復習を暗記ではなくキチンとしていれば、再試験で絶対通ります。私は今回、どの科目でもそういう出題方法しかとってません。(ちなみにこの科目の本試験で0点だった学生さんの中に再試験で80点越えしたのもいるんで、今回落ちたのは純然たる本人の勉強不足です)あなたが試験に落ちたのはあなたの勉強不足でしかありません。それが現実です。自分の現実を認めなさい。」
「はーい、わかりましたー」
いやなんにも分かってないでしょあなた、何故かって、私との話が終わった後、廊下で友達に『次、○○先生のところに行くー』て言ってた○○先生、あなたの学年ではあなたが落ちた私の科目のオムニバス共同担当者じゃん、今度は○○先生のところに同じこと頼みにいくつもりなのバレバレなんだけど?
やれやれ。