テレビでぼけっと映画を見ていて思ったこと。
お米の国の人をはじめとして、欧州文化圏の人は、相手に対して自分がどう思っているかを、積極的に口にすると言われます。
わが国の人間にとっては、わざわざそんなこと言わなくてもわかるだろうに、と言うような些細なことでも、わざわざ口にするのが当然らしいです。
それはそれで、大いに評価すべき文化だと思います。
人間、お互いに理解できないことを自覚していることよりも、お互い理解できてると思い込んでおきながら実はサッパリ理解できてないことのほうが、致命的ですから。
とはいえ、下手をすると苦しんでいる人自ら、「私はこんなに辛くて苦しいから暫くそっとしておいてくれない?」と言わないと、暫くそっとしておいてくれないのはさすがにどうかと思ったり(苦笑
もっとどうかと思うのは、映画などで犯人におびえる登場人物が「あなたが怖いの」とわざわざ訴える台詞でしてね・・・いや、そういう犯人って大抵、猟奇的な役どころだったりするので、それ言っちゃうと、犯人をつけあがらせて危険なような・・・それとも、気丈に振舞ったほうが犯人を刺激してかえって危険なんですかね・・・うーむ、どっちなんでしょ。