外国宛に、例えばこの業界なんかでは論文の投稿料なんかですが、仕事の上での代金を支払うなんてーことになると、時に支払い方法に頭を痛めるわけです。
国内の場合は相手の口座に振込ってのが第一選択な場合が多いわけですが、お米の国なんかはカード社会だったり小切手社会だったりしますので、カード番号教えろだの、小切手送れだのと支払い方法を指定されたりするわけです。
そうすると、地球何分の1周ぐらい遥か遠くのお国へ、人力お手紙で番号教えるのはなんか嫌だったり、小切手っつーてもこっちの銀行のやつを向こうで直接現金化出来るわきゃないし、てな感じで、どうしたもんかと困るわけです。
ま、それでも、大抵の大学だと、事務の人の方がその手の手続きに詳しいので、お願いすればこっちは楽々だったりするんでしょうが、ウチの場合はむしろ事務の人が「こちらではわかんないから先生がやって下さいよー」と言ってくる始末なんですよねー orz
でそんな中、ウチのボスがよその講座の人に、某A銀行で投稿料の手続きしたって聞きまして、それではとボスがそのA行に出向いたわけです。
そうしたら、暴力でご自分達の主義主張を誇示しようとする海外の団体様への送金を阻止しようって言う、最近の規制強化のあおりを受けて、やれ身分証明だ、やれ誓約書だ、とやたら手続きが面倒臭く、おまけに担当者がやり方がわからないと言い出し、本店にさんざ問い合わせーので、結局「出来ません」ってことで失敗(トホホ
しょうがないので、今度は私が別の某B銀行に出向いて、手続きすることに。
結論から言うと、確かに本人確認がやったら面倒臭くてグッタリしましたが、送金できるじゃないですかあ、なーんだ大丈夫ぢゃん。
ということで、B行様における方法の覚書を。
1. 身元の確認のために必要なので、運転免許証などの氏名・住所・生年月日が証明できるものと、ハンコ、そこの銀行の口座を持っている場合は念のために預金通帳も、持っていく。
2. 銀行の、外貨関係の窓口で、素直に「送金小切手」を頼む。
で、窓口の担当者の案内にしたがって、書類を作成。
多分ボスはここで「電子なんちゃら」にしようとして、失敗した可能性あり(苦笑
3. B行様の場合、免許証の記載と照らし合わせて確認するので、申込書の依頼者住所は、職場ではなく自宅を書かないとダメ。
ま、本人確認のためには仕方ないにしても、送金の目的は仕事上のことなので、そこが今回一番奇妙で戸惑った点でもあるわけで。
4. 送金先の名義・住所以外に、送金目的が必要となる。
今回はココでちょっと間抜けなことをした。
担当者から「目的を詳しく説明してくれ」言われて、ばか正直に別刷りというものについて説明して、話がややこしいことになって、揚げ句の果てには「目的:製本代」なんて微妙なコトバになってしまった(苦笑
論文関係は細かいこと言わずに「投稿料」で統一した方が良さそうだ。
5. 手数料は銀行によってまちまちで、¥3000-5000ぐらいのようだ。
あとは、小切手が出来上がって、銀行が連絡してくるのを待つ。