昔々、私が児童と呼ばれていた頃。
運動会なんかで、クラスの旗を作って入場行進しよう、てな企画は、よくあることです。
もう少し年齢層が上になると、チームごとの横断幕とか看板とか、類似の企画だったりするわけですが。
で、ある年、全クラス旗持ち入場行進企画が持ち上がりましてね。
我がクラスでも、先生抜きの学級会議で、旗の図案を何にするか、話し合いが持たれましてね。
まあ、皆様思い当たる節がおありになると思いますが、子供ってのは、大人のご都合主義な教育的配慮の行き届いた可愛いアイテムが好きな、優等生ばかりとは限りません。
むしろ教育に悪いアイテムのほうが大好きな悪ガキだったりします。
そんな調子で、決まったのは「海賊船の旗」(爆
そうしたら、後から結果を聞かされた先生が、烈火の如くお怒りになりました。
おまいらなに考えてんだーふざけるのも大概にしろーそんなの認められるかーとさんざ怒られて、急きょ図案変更、結局ひじょーに無難なものに落ち着きました。
あの当時は、怒られて、ああこれっていけないことなんだ、と思った子供でしたが、今大人になって振り返ると、何か変なんですな。
これって、明確に悪いことしたと言うよりも、大人ルールの枠に入っていないから怒られた、に近いのでは、と。
そりゃあ、道徳的な善悪とかなら言われなくても小学生だってある程度分かりますが、大人の都合で決められた教育的な好ましさを後付けされてもねえ、ちょっと反則だねえ。
とまあ、全然関係ない話をしていてふと思い出したのでした(笑