他の学部はどうか知りませんが、ウチの学部で合成系(有機化学系)は、「クサい、汚い、危険、きつい」の、昔懐かし(?)4Kに輝くと言う印象が根強いです。
そんなわけで、学部内での研究室の配置も、伝統的に最上階あるいは、その上部にあるものがたいした部屋ではないような場所にあることが多いようです。
個人的感想では正直、生物系のほうが、バイオハザードと言う意味でははるかに危険で、生き物相手なのでもっと体力勝負で、培地や飼料の臭いも結構強烈のような気がするのですがね。
そういうわけで、ちょっとした異臭が漂ってくると、原因を突き止める前に先ず、合成系の講座が疑われます。
先日、よその講座の教授が「廊下で何か臭いがするんだけど、君のところで今日は臭いのするもの使ってる?」と、いきなり聞かれました。
いえ、今日は事務仕事が続いて、実験はまだなのですが。
それに、廊下で自分の鼻で確認すると、ウチの講座の手前に臭いの境目があって、ウチの講座のところでは全然臭いしないんですけど?
結局、学部内に犯人は見つからず、どうもすぐ近くでやっている建設現場の塗装の臭いではないかと言う結論に達しました。
濡れ衣もいいところですよ、ホントにもう。
先日事務から、講座予算の使用状況の中間報告が出ました。
事務の使っているシステムの関係で、ものすごく分かりにくい出力で、ウーンウーンと頭を悩ませながら請求書の控えと照らし合わせていたのですけど・・・
ふとそこに打ち出された講座予算額を見てぎょっとしました。
あれ、年度初めに聞いてた額より、○○○円少ないぢゃん。
この○○○円と言うのは、学生実習費分とピッタリ同じ、と言うことは・・・まさか、講座予算と学生実習費は別だと聞いてたのは間違いだった?
結構真っ青になりました。これが本当なら買える物がなくなりますので。
サブボスに確認すると、サブボスも驚いて事務に問い合わせをしようとしたのですが、電話が繋がらず。
その後、長の付く人に確認して、当初の額より減ることはありえない、という結論に達しました。
ああ、ウチの事務は本当に心臓に悪いです・・・